旧立憲民主党が2020年9月14日に解党し、旧国民民主党が2020年9月11日に解党して、2020年の9月15日に新しい立憲民主党が誕生しました。
それでは、新しい立憲民主党と過去の民主党や民進党との違いはどのような点にあるのでしょうか?
一番の違いは、過去の民主党や民進党は、改革政党であったということです。
つまりは、中曽根康弘元総理や小泉純一郎元総理のように、民間にできることは民間にと言うように、小さな政府を目指し、行政の効率化について、過去の民主党や民進党は、どちらがより効率よく改革をできるかを自民党と競い合っていた政党でした。
言い換えれば、競争させればさせるほど国は豊かになるという新自由主義的な発想でした。
今回の新しい立憲民主党は改革政党ではありません。
新立憲民主党は、小さな政府を目指すわけではなく、いざという時に国民の命と暮らしを守ることができる「機能する政府」を目指すという点でも、過去の民主党や民進党とは大きく異なっています。
新立憲民主党と過去の民主党や民進党との違いを一言で説明すると、過去の民主党や民進党が改革政党であったのに対して、新立憲民主党は改革政党ではなく、新自由主義に変わる選択肢を提示する政党であるということになります。
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