今年も早いもので、残り1カ月半となりました。

皆さんは、お正月はどのように過ごされますでしょうか?

ご家族お揃いで、お節料理を食べて、初詣に出かける

親戚のお宅を訪ねたり、招いたり

といった過ごし方が多いでしょうか?

周知のとおり、今、日本は深刻な人手不足です。

政府は、残業などにより、働き過ぎて、体調を崩すことがないようにと、
働き方改革を推進しています。

しかし、お正月を迎えるにあたり、サービス業の方を中心に、お正月もお仕事という方も少なくありません。

例えば、デパートにお勤めの方でしたら、新春初売りで、一年を通しての繁忙期となります。

また、ファミレスやファーストフード店などの24時間営業の飲食業では、新年を仕事をしながら迎えるという方もおられます。

老人ホーム等の介護施設では、スタッフの方々が入居者の皆さんと一緒に新年を迎えるという、家族的な共同生活の側面があります。

このように、お正月を楽しむ側と、お正月に更に付加価値を付けてサービスとして提供する側、又は、お正月でも通常通りのサービスを提供する側、お正月を一緒になって楽しむ側等々と、日本社会では、あらゆる側面があります。

一方で、ナショナリズムとは、ひと言で言うと、日本人であるというアイデンティティを自覚することと考えます。
いわゆる日本人らしさです。

梶岡博樹は、国際化が進み、グローバル化が進展すればするほど、ナショナリズムも進むと考えます。

他国や他者を知れば知るほど、自己との対比が深まるからです。

国民それぞれの価値観やライフスタイル次第となりますが、働き方改革で、国民それぞれが望むような祝日の過ごし方が少しでも進展することも重要ではないかと考えます。

最後になりますが、拉致被害者の横田めぐみさんが、ご両親と共に、お正月にお餅を食べる日が一日も早く来ることを1人の日本人として切に願います。

梶岡博樹