人事行政 2016年6月10日 梶岡 博樹 ベトナムの公務員の給与は民間企業の平均の約3分の1とのこと。 ですから、生活をしていくために、法律には規定されていない手数料を公務員が要求することが日常化しているとのこと。 汚職防止の観点からも、公務員が生活に必要な給与を得ることは私も大いに賛成です。 しかし、降格がないことからも、熱心に働かなくてもその給与が保障されているのが制度上の問題点かとも考えます。 公務員の最低限の給与を保障しつつ、なおかつ、国民のために働くという強い使命感を持ち、仕事に対するモチベーションを高めるための人事管理・組織管理が求められています。